2006/09/27

Living In The Material World


待ちに待ったGeorge Harrisonのソロアルバム“Living In The Material World”のリマスター盤がついに発売されたので、待ちきれず昨日豪雨の中タワレコへ行って買ってきました。“Living In The Material World”は1973年に発表したジョージ4枚目のソロ・アルバムで、全米No.1、全英No.2という記録を打ち立てております。もっとも、当のジョージはヒットチャート等微塵も気にせずに作ったのでしょうが...。曲全体の印象からか宗教色が強いアルバムだと誤解されているようですが、ジョージ好きにはご存知の通り、一大ブラックジョークアルバムでもあるのです。とくにタイトル曲の皮肉が利いています。てなわけで、昨日から通勤の行き帰り、帰ってからもとずーっと聴いております。まあ、とにかくサウンド全体がクリアになった印象です。とくにギターのサウンドが、聴いていて心地よい。パッケージはBOX仕立てで、どっしり重さもありなかなか良いです。特典のDVDはこれから見ようと思います。91年ジャパンツアーからの“Give Me Love”が入っております。うーん、あれから15年もたつのか...。くしくも来月からはクラプトンが来日しますし。しかし、そろそろ91年ジャパンツアーは蔵出しせずに、DVDにまとめて頂けないでしょうか...。あと息子のダーニのシングルはどうなったのでしょうかね。しかし、こうしてあらためて“Living In The Material World”の曲をじっくり聴いていると、本当にどの曲も名曲に感じます。メロディが本当に美しい。ジョージのメッセージは、自分が大人になってからしみじみと、そしてどっしりと伝わってきました。聴き直してみても、新たなるメッセージも伝わってきます。これは永遠の必聴盤だ。

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