HAL9000 in 押し入れ

かつて22世紀の未来からやってきた猫型ロボットは、やはりその本来持つ動物の習性からか、ごく自然に6畳の畳部屋の押し入れの中で寝ていました。猫という生き物は、とにかくせまいところに入っていくものですね。我が家の猫、本名:川崎HAL9000もその例外ではありません。気がつくと、彼は部屋のどこかに消えてしまいます。なんせ抜き足差し足忍び足な猫足で移動するので、今自分の後ろいたかと思えば、5秒後には消えている始末です。おーい、ハルー、どこにいるんだいーと呼んでも、ちっとも返事してくれません。まるでかくれんぼをしているかのごとく、息をひそめてどこかにいるのです。そして、たいていはこの押し入れの中にいるのです。

このごろは気温が上がってきたからか、押し入れの中は涼しく居心地が良いようです。僕も子供の頃、この押し入れの中に入るのが、大好きでした。懐中電灯を持ち込んで、自分だけの小さな秘密基地のつもりなのです。でも大人になってしまった今は、押し入れの中に入る事が出来ません...。その点、HAL9000は堂々とはいれるのでうらやましいかぎりです。いいなぁ。うらやましいので、いやがるHAL9000をしつこく撮影しました。いつかチャンスがあったら、僕も押し入れの中にまた入りたいと思います。

ラベル: HAL9000
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