シアワセ行進曲
先日の「安彦良和原画展」を見に行った帰り、久しぶりに吉祥寺へ寄りました。そこで「バサラブックス」なる奇妙でファンキーな本屋さんを見つけ、フラリと入ってみて見つけた本がこれでした。山川直人氏の「シアワセ行進曲」です。自主出版本なので、一般の書店では当然手に入れられず、その存在は氏のホームページを見て知っていたのですが、絶版となっておりました。見つけた時は、やっと読める...! と思わずニンマリです。売れない漫画家・幹太と、喫茶店でアルバイトしている絵美ちゃんとの同棲物語。山川氏の描く女の子は、他の作品でもそうですが、ものすごくかわいいです。これは見た目がかわいいという事ではなく、そのキャラクター(性格)がです。男ならば、ぎゅーっと抱きしめてあげたくなるほどかわいい子です。これ女性から見るとどうなのかなぁ...。いや、根がとてもやさしい子なので、女性にも好かれるタイプだと思います。そんな絵美ちゃんを彼女に持つ主人公・幹太は、幸せ者です。貧乏だけど...。しかし、この話は主人公が漫画家なので、やはり山川氏自身がモデルなのでしょうか。...だとすると、著者の奥さんが絵美ちゃんのモデルなのでしょうか。もともとこの作品は、出版社から単行本としても出ていたようですが、絶版となってしまったようです。でもファンの要望か、著者自身がこの作品に思い入れがあるからか、自主出版としてこうして出してくれたので、読む事が出来ました。他の絶版となっている作品も、ぜひとも出してほしいです。本当は出版社が出してくれるのが、一番良いのでしょうが...。
ラベル: BOOK
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