2006/08/26

さらば冥王星


国際天文学連合は「惑星」の新定義を発表した。冥王星は惑星ではなく、「矮惑星」と定義されることになったそうで、子供の頃から覚えさせられた、水金地火木土天海冥の「冥」が無くなる事と相成りました。うーむ、何だか複雑な心境...。冥王星と言えば、最後の地球防衛艦隊が冥王星付近でガミラス宇宙艦隊との交戦により壊滅したところ。これにより人類生存の希望は完全に潰えたかに見えた。放射能汚染の進行による全人類の絶滅まであと1年、最後の希望をヤマトに託すのであった...。今、人類未踏の14万8千光年の旅に出るのであった...とあるように、SF関連の中でも、冥王星はたびたび重要な役割を果たしている。今更、惑星ではないって言ったって...それは天文学・科学的観点から見た場合でしょう。文学的観点、ひいてはSF的観点でいうと、外すとは有り得ないのではなかろうか...。国際天文学連合は石頭ばかりですね...。まあ、星自体が無くなったわけではないので、SF界では無視すれば良いと思うのですが、そうもいかないかな...。残念です。