2006/08/27

MUSIC


2001年アルバム「point」発売以来、5年ぶりとなるCornelius(小山田圭吾)のシングル盤が発売されました。今月と来月の2ヶ月連続リリースの第一弾「MUSIC」です。今回はどんな音を聴かせてくれるのか、楽しみにしておりました。4曲入りで、後半2曲はかなり実験的な作品で、まあ彼らしいと言えば彼らしいユーモアあふれるサウンドです。冒頭の「MUSIC」は、前作「point」の延長にあるような音づくりで、かなり凝ったもの。そして、相も変わらず少ない言葉で不思議な歌詞です。2曲目の「Gum」はボーダフォンのCMで使用されている曲だそうで、激しいギターサウンドの応酬と、さらに言葉少ないヘンテコな曲で面白いです。ジャケットも、かつてのモノと比べると控えめではありますが、これまた不思議なデザイン。おそらく、中目黒にある自分のプライベートスタジオをモチーフにしていると思うのですが、360度ぐるりと繋がったパノラマ写真ジャケット。いかにも意味深で、だけど意味がよくわからないところがCorneliusらしいです。来月の第二弾シングルも楽しみですね。10月にはアルバムも発売予定。

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