2007/03/26

フォト イメージング エキスポ 2007



毎年行われております“フォト イメージング エキスポ 2007”に行ってきました。フォト イメージング エキスポとは、カメラ映像機器の展示会で、以前は池袋のサンシャインで行われておりましたが、5年ほど前からここ東京ビッグサイトで行われるようになりました。そしてご覧のように、東京オリンピックを2016年に開催実現させようと、現石原都知事の熱い想いがあちこちで見られました...。



昨年もレポート(2006年3月31日yass-blog参照)しましたが、今年もコンパニオン・モデルさんたちの一大撮影ショーと化しておりましたフォト イメージング エキスポ。来ているお客さんの半分以上は、これが目的ではなかろうか。



各メーカー、会場内を盛り上げるべく、あちこちで撮影タイムが設けられ、みなさんご自慢のカメラでバシャバシャと撮られてました。その迫力に圧倒です。もうなんだかコスプレ撮影会よりも、よっぽど熱いです。みんな凄いなぁ...。



でも、確かにモデルの子達は本当に綺麗でかわいいです。撮りたくなるのは、悲しい男の性でしょうか...。そういえば、かつて存在していた、おしゃれで機敏なカメラ少女達はほぼ絶滅状態。どこにいってしまったのだろう。僕も含め、来ているお客は野郎共ばかりだ...。



今年は、何といってもオリンパスブースと、SIGMAのブースが、とても熱かったように感じました。両メーカーとも、期待の新製品のお披露目の場なので、その力の入れようが伝わってきます。



オリンパスは、新型デジタル一眼レフのE-410、E-510を大々的に展示。実機も触れました。うーん、とくに小さなライヴビュー機能付きのE-410に魅かれます。E-1の後継機も、モックで展示されてました。



SIGMAは、モックでしたが、話題のDP1が置いてあり、これもベタベタと触ってきました。デジカメ一眼レフが盛り上がっているからか、各レンズメーカーも、いろいろと交換レンズの新製品を投入するようで、タムロンやトキナーなども元気があるように感じました。



あ、先日ご紹介した、“月光”も大々的に展示されてました。アンケートを書いて、メモリースティック・カードケースを貰いました。



その他にAdobeのブースなどが、LIGHTROOMが発売だから、アンケートの勧誘で、ソフトの無性体験版を配りまくりで、僕も貰ってきたので、おいおい試してみようと思います。



昨年参加しなかったSONYは、α100を中心に、次期新型デジタル一眼レフを2種類展示してまして、力が入っておりました。サイバーショットのG1もあったので、こちらも触ってきました。想像していたより、本体が大きく感じました。カメラというより、フォトビューアーという感じでしたよ。



はてさて、デジカメ一眼レフが戦国時代ですので、一見かつてないほどの盛り上がりをみせるエキスポでしたが、かつて参加していたミノルタやコニカ、京セラコンタックスがないのが、いまだに寂しく感じます。そういえばリコーやアップルは、今回参加していませんでした...。一見華やかに見えるカメラ業界ですが、その実、メーカー各社の熾烈な生き残り競争を見た気がします。どのメーカーも、がんばっていただきたい。日本のカメラメーカーの技術の底力を、今一度世界にしめして欲しいところです。

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