2007/07/05

NAOTO FUKASAWA


プロダクトデザイナーの深澤直人さん初作品集は、やっぱり海外の方が評価が高いからでしょうか、日本からではなく英国の出版社「PHAIDON社」から出ましたのでご紹介します。
深澤さん自身が監修を手がけ、グラフィックデザイナーの原研哉氏が装幀を担当している本書は、本文は読めずとも、充分に楽しめる本となっております。思えば、深沢氏が日本で注目されるきっかけとなった無印良品のCDプレイヤーでした。そこからの勢いが凄かったです。auの携帯電話「infobar」「neon」や家電雑貨ブランド「±0」などなど、最近では外国の家具メーカーからなど、引く手あまたです。彼が注目する、人の無意識の行動に目をつけた独自のデザインプロセスは、国境を越え、様々なところでしんみりと浸透しつつあるのでしょう。そんな「ふつう」を作り出す彼は、やっぱり凄いと思います。
本文が英語なので、やはり内容が読めないのは残念。日本語も併記してくれたら良かったのですが...。でもお勧めです。

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