2006/12/11

bags & trane


今だThe Baetlesの“LOVE”を聴いていない僕ですが、相も変わらずコルトレーンは聴いています。アトランティック時代の紙ジャケシリーズ“bags & trane”であります。バイブラフォン奏者のミルト・ジャクソンとサックスのジョン・コルトレーンの共演盤で、ピアノにハンク・ジョーンズ(この方先日、来日していたようですね)が参加しております。そしてベースはポール・チェンバース。
二人のニックネームがタイトルの表題曲“BAGS & TRANE”をはじめ、バラード調あり、アップテンポありでなかなか楽しめる一枚です。とくにミルト・ジャクソンのバイブラフォンの音色が美しい...。4曲目のシーツ・オブ・サウンドしているコルトレーンも最高です。
ジャケットデザインもなかなか渋く、ジャーマングレーの色が凄く良いです。アトランティックのロゴも墨一色で置いてあるところに、デザイナーのセンスを感じます。グレーはミルトのジャケットからチョイスしたのでしょうが、見ていると昔作ったタミヤの独軍の戦車の標準色“ジャーマングレー”を思い出します。エナメル系塗料のタミヤカラーを買って、戦車に塗りました。(シンナーのにおいで、いつも親父にガミガミ文句言われてたな...)二人の横顔の地味な写真もまた良いし。これはもうお勧めの一枚です。

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