2006/12/02

Paul Desmond / Pure Desmond


我々日本人には“ Take 5 ”の作曲者でおなじみのポール・デズモンド。彼のアルバム“ Pure Desmond ”を聴いてみました。その名の通り、Pureなサウンドが満載でした。ポールの穏やかなアルトサックスの音色と、押さえ気味で優しいエド・ビッカートによるギターの音色が耳に心地良いです。うーん、いい。ピアノを入れていないあたりが、ポールのこのアルバムの狙いを感じます。ジャケットの写真は思いっきりイメージよりに傾いていて、意味が良く分からないのですが、とても印象的ですね。1974年9月の録音で、ブルーノートでおなじみのルディ・ヴァン・ゲルダースタジオで、もちろん彼がエンジニアリングを手がけています。このアルバムも、秋の夜長に、お酒でも飲みながら聴くのにお勧めですが、気がつけば12月。もう冬ですね。早いなぁ...。もちろん冬の夜にもお勧めの1枚です。

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