fallout

先日渋谷のタワーレコード内のJazzコーナーをウロチョロとうろつき回り、物色しておりましたとき見つけた一枚をご紹介。イギリスのギタリスト、テリー・スミスのソロアルバム“fall out”であります。これは、タワレコのバイヤーさんが強力に一押しするコーナーに置いてあった一枚なのです。ジャケットに思わず眼がいき、手に取って繁々と眺めながら視聴開始です。Big band編成による軽快な演奏で始まる一曲目。ちょっと自分の好みとは違うかな...と思いきや、テリー・スミスのギターが鳴りだすやビビビビビーン。決めました。
いや凄まじくクールなギターソロ。ウェス・モンゴメリーを彷彿させるなぁと思ったら、目の前に書いてあるタワレコ手書き解説に、テリー・スミスはウエスの演奏にかなり影響を受けているとの事。なるほどです。しかし本当に凄いギターソロプレイだなぁ。魂を感じます。
ジャケットの写真が面白い。どこかの廃墟で、ひとり物思いに耽りながら坦々とギターを弾くスミスさん。この写真が、中面やCDラベルにもフューチャーされていて、なかなか凝ったデザインで良いです。でもなぜ廃墟なのでしょう。それはきっとプレイヤーの孤独さを表現したかったのかもしれません。JAZZギター好きにお勧めの一枚です。
ラベル: 音楽
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