ROAD SONG

美しいサウンドがあるから美しいジャケットが生まれるのか...。JAZZギタリスト、ウエス・モンゴメリーのアルバム“ROAD SONG”は、これ以上ないくらいサウンドとアートが融合したアルバムですね。写真家ピート・ターナーが広角レンズで撮ったショットを、モンゴメリー作曲の表題曲“ROAD SONG”のイメージを元に、デザイナー、サム・アンテュピットが見事にアートワークにまとめあげています。憎いくらい見事です。ヘルベチカのタイポと写真と余白だけの世界。しかし、このCDジャケットは余白の取り方は変わっているし、レーベルのA&Mのマークは省かれているうえ、裏面に写真の続きがありませんでした...。残念すぎます...というより、ここまでくるとオリジナルをバカにしている。でも、このアルバムは本当にいい。カバー曲も多く、“Greensleeves”や“Fly Me To The Moon”に、ビートルズの“Yesterday”と“I`ll be Back”までカバーしており、アレンジがとても良い。ピアノにハービー・ハンコックも参加しており、正にこれぞ名盤というやつです。ジャケットは飾りたいくらいなので、オリジナルLP盤が欲しいなぁ。一家に一枚、必聴です。
ラベル: 音楽
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