HAL9000伝 その26

僕がパソコンに向かって作業をしていると、ご覧のようにキーボードの前へこれ見よがしに突然現れ、置いてあるモノをソーッとひとつづつ落としていく...。そんな反抗期真っ盛りのHAL9000でありますが、いい加減にしてもらいたいもんです。

かと思えば、フッ...と上を見上げて、ジーッとしている。以前にも書きましたが、何もないところを一点見続けているのです。しかしわかりました。電灯のスイッチの紐を見ていたのです。僕が抱き上げると、必ず電灯の紐にアタックをかけるので、それが気になっていたのだな...。しかもその紐は、昨晩のアタックのあとも生々しく、そして芸術的に曲がっているではないですか。いつも激しく紐にキャットクローを引っ掛けるので、切れてしまうのではないかと心配していたのです。でも、さすがにその位置からでは遠くて届くまい。フフフ。そうとわかったからには、もう決して君を電灯へは近づけてはやらないぞ...と思う今日この頃であります。

ラベル: HAL9000
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