BALANCE OF POEWR
ジェフ・リン率いるELOは、もの凄く大好きで、昔からよく聴いています。そのジェフ・リンの名を意識して聞き出したのは、彼がジョージ・ハリスンのアルバム「cloud9」をプロデュースしてからなのです。でもその前の年(86年)ELOというのがどういうグループかをよく知らず、このアルバムに収録されている曲「Calling America」がFMのヒットチャートにのり、よくかかっていたのをカセットテープに録音し、何度となく繰り返し聴いていました。この曲を聴いていると、あの頃がちょっとなつかしくなります。高校時代です。
そんなELOのアルバムが、今はやりの紙ジャケで再発されてまして、アルバムとしては聴いていなかったこの「BALANCE OF POEWR」を、これを機会に聴いてみました。いや、良いです。どの曲もPOPで、ELO節が満開。ジェフ・リンのセンスには敬服いたします。ジャケットは、それ以前のELOとはかけ離れたシンプルなグラフィックなモノです。こうして紙ジャケで再現されると、大きさは小さいですが、デザイナーの意図と迫力が伝わってきます。今回のELOの一連の再発モノは、すべてジェフ・リン自らリ・マスタリングに絡んでおりますので、サービス満点です。シングルのB面の曲や、未発表バージョンの曲など、7曲もボーナストラックがついています。このアルバム発売以後、ELOは15年も長い眠りにつくのでした...。
ラベル: 音楽
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