2007/04/21

SECRET MESSAGES


ジェフ・リン率いるELOの紙ジャケ再発シリーズの“SECRET MESSAGES”を聴きましたのでご紹介。
83年発売のこのアルバム、時代はまさにMTVの登場などにより、僕らのマイケルの大ヒットなど、音楽業界は花盛り。だがELOとしては、ツアーが突如中止になるなど、かなりゴタゴタとした節目の作品のようです。ソングライティングは完全にジェフ・リンが手がけており、他のメンバーは演奏するだけといった感じになり、解散の噂が絶えなかった時代の作品です。キーボードを多用したキラキラしたおなじみのELOサウンドなのですが、今聴いてもちっとも古くさく感じません。むしろ新鮮ですね。さすがは、ジェフ・リンのソングライティングセンスといったところでしょうか。聴いていて、気持ちいいです。
ジャケットデザインがELOらしくなく、ゴチャゴチャとしたコラージュなのも、当時の状況を物語っているようです。でも本当に中身は、捨て曲無しの傑作揃いです。旅のBGMに良いかも。

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