2007/07/28

ト マ ト


この世の中で最も嫌いな食べ物と言えば、迷わず僕は“トマト”をあげます。一見赤々とぷっくりしたフォルムで、外見は非常に愛嬌たっぷりなのですが...まずあの臭い。どうにも青臭く、吐き気をモヨオしてしまうのです。食感も最悪。噛むとグチュリと中からドロドロした青いものが...ギャアーッ!
そんな大嫌いなトマトでも、食材として加工されているものは大好きであります。ケチャップや、パスタのソース等々、トマトの応用料理はとてもおいしい。とどのつまり、あれは生で食べるものでは無いという結論に至るわけです。そのトマトを深く追求した、ポプラ社から出ている雑誌第2号“トマト”を読みました。
毎号ひとつの食材をモチーフに、一冊丸ごとその食材を徹底的に、いろいろな観点から掘り下げ、検証していく雑誌なのですが、トマト好きはもちろん、嫌いな人たちからの視点もちゃんと押さえてあり、今回もなかなか面白かったです。読んでいると、トマトってもの凄くおいしい食べ物!?...と勘違いしそうです。そしてこれを読んでも、やっぱり生のトマトは食べれないけど、この頃は僕も(一応)大人なので、人前では無理して食べてます。えっへん。ゲフッ。580円。

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