2006/12/21

セブン セブン セブン


先日の実相寺昭雄監督が亡くなったのを機に、ウルトラセブンを少しづつ見ています。その流れで、こんな本も読んでみました。ウルトラセブンのアンヌ隊員役で出ていた女優・ひし美ゆり子さんのエッセイ、“セブン セブン セブン”です。これがまた面白かった。
撮影当時の裏話が満載で、アンヌ隊員こと菱見百合子さんの実像もかいまみれ、製作にかかわった人々のエピソードが語られております。自らを、当時はプロの女優根性がなく、今考えるとダメでしたと言い、明るくアッケラカンとした彼女の正確が伝わってきます。でも、だからこそアンヌ隊員は良かったのでしょう。セブンファンは必読書だと思いますよ。セブン以外の彼女の女優時代の話もなかなか面白く、読み応えがありました。ヌードになった時のエピソードなども、明るく語っております。現在も、ファンの集いなどがあると顔を出されているようです。小学館文庫。533円。

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