2007/07/28

ト マ ト


この世の中で最も嫌いな食べ物と言えば、迷わず僕は“トマト”をあげます。一見赤々とぷっくりしたフォルムで、外見は非常に愛嬌たっぷりなのですが...まずあの臭い。どうにも青臭く、吐き気をモヨオしてしまうのです。食感も最悪。噛むとグチュリと中からドロドロした青いものが...ギャアーッ!
そんな大嫌いなトマトでも、食材として加工されているものは大好きであります。ケチャップや、パスタのソース等々、トマトの応用料理はとてもおいしい。とどのつまり、あれは生で食べるものでは無いという結論に至るわけです。そのトマトを深く追求した、ポプラ社から出ている雑誌第2号“トマト”を読みました。
毎号ひとつの食材をモチーフに、一冊丸ごとその食材を徹底的に、いろいろな観点から掘り下げ、検証していく雑誌なのですが、トマト好きはもちろん、嫌いな人たちからの視点もちゃんと押さえてあり、今回もなかなか面白かったです。読んでいると、トマトってもの凄くおいしい食べ物!?...と勘違いしそうです。そしてこれを読んでも、やっぱり生のトマトは食べれないけど、この頃は僕も(一応)大人なので、人前では無理して食べてます。えっへん。ゲフッ。580円。

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2007/07/27

iPod + woman


すっかり市民権を得たかに思われるiPodでありますが、やはり消費者の要、女性をターゲットにするのを外すわけにはいかないのか、アップルWEBサイトに“iPod + woman”が登場しました。
“ドレスアップiPod”、“インテリア”、“ドライブ&旅行”、“スポーツ”、“スキルアップ”という5つのカテゴリーから、iPod本体はもとより、関連製品を回りくどく女性にはそそられる形で紹介しています。うーん、なんかアップルが媚びているようでなんだかなぁ...というのが感想です。でも、女性にしてみれば、デコレートされたiPodは魅力的に見えるんでしょうか。僕にはグロテスクに見えます。
アップルは2007会計年度第3四半期 (4-6月期) の決算を発表し、創業以来史上最高の売上と利益を計上したそうで絶好調です。思えば、かれこれ10年前、倒産寸前まできていた頃を思うと、信じられません。全てはジョブズ総帥のおかげか...。

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2007/07/22

ドイツ駆逐戦車 ヘッツァー 中期生産型


世界のタミヤの新製品“ドイツ駆逐戦車 ヘッツァー 中期生産型”のご紹介です。
1/48スケールMMシリーズでは発売されていましたが、1/35スケールのヘッツアーは、人気アイテムなのになぜか長年キット化されませんでした。イタレリから出ていたからでしょうか。ようやくタミヤ入魂のキット化となりました。
ヘッツァーは、もともとチェコの38t戦車のベースを受け継ぎ、前面装甲60mmの固定戦闘室に長砲身48口径7.5cm砲を搭載してドイツ軍が改良したものです。その小ぶりで低いシルエットを活かしたデザインは、とても愛くるしく格好良く感じます。
例によってタミヤのキットは装備の再現が充実しているようです。キャタピラは手軽なベルト式か、パーツが一体化された連結組立て式の2種類が選べます。リモコン機銃も細かく再現され、制作意欲を高めます。いや、相変わらずタミヤ凄いです。
7月21日発売予定。3,570円。

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2007/07/21

HAL9000伝 その36


ここのところの台風や梅雨による雨の影響で、ベランダで身体スリスリが出来ないからか、すっかりふてくされてゴロリと横になるHAL9000であります。まったくいい身分だなぁ。でも猫もたいくつなのでしょう。しょうがないので撮影だとばかりに、一枚ぱちりとは撮るものの、ご覧のようにあきれ顔であります。そんなせつない顔で僕を見ないで下さい。女性の涙とせつない顔には弱いのです。早く梅雨が明けてほしいなぁ。

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2007/07/20

3月の風は3ノット


好きな漫画作家はと問われれば、必ずあげる作家の一人、坂口尚さんです。
95年にすでに亡くなられた方ではありますが、いまだに何度も読み返す名作“石の花”や“あっかんべえ一休”は、間違いなく傑作であります。そんな坂口氏は、長編漫画だけではなく、良質な短編作品をいくつも描いておりました。そして、長らく絶版となっていた“3月の風は3ノット”が、このたび復刊されたのです。
潮出版の希望コミックス時に収録されていた5作品に加え、「夏休み」、宮澤賢治原作の「黄いろのトマト」「十力の金剛石」の2作品に「イラストファンタジィ」も収録されてだけに、とても嬉しいです。
表題作の「3月の風は3ノット」をはじめ、「独立祭の夜」「よわむしコロ」「高田くんの時計」など、どれも少年達の日常の冒険を描いた傑作ばかり。現代人が忘れかけている“何か”が、どの作品にもしっかりと描かれているように思えます。今、こんな漫画を描く人、少なくなりました。本当に坂口氏は、貴重な漫画家、そしてアニメーターでもあったのだなぁ...と思う次第であります。
チクマ秀版社。2.625円。

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2007/07/18

"Net-sharing CAM" NSC-GC1


コンパクトデジタルスチルカメラになぜかついてくる、一番いらない機能としてはやはり動画撮影機能でしょうか。
確かに動画機能が付いていれば、何かしらによりいつか必要になる時が来るやもしれませんが、やはりスチルカメラとして使用するのですから、そこに意識が及ばないと思います。でも付いてくる。なぜ?! その機能を削って、値段を安くしてくれた方がよっぽど良いのに...。
どうせなら、メーカーさんは、動画専用のコンパクトデジタルカメラを作ればよいのでないでしょうか。しかもクールで格好いいやつを。もちろんポケットサイズで黒いやつ...などと思っていたら、SONYさんが実現させてくれたようです。
"Net-sharing CAM" NSC-GC1は、コンシューマ作成コンテンツやYouTubeにアップロードするための動画など、ウェブアップロード用の性能・機能が基本となった動画用のデジタルカメラです。こちらは逆に、静止画のスナップ撮影機能も付くようです。記憶媒体はメモリースティックDUO。幅が約3cm、高さ約10cmほどと、正にポケットサイズ。重さも140g程度で、2.4インチの液晶ディスプレイを備えます。何よりもデザインが、モノリスを彷彿させる形でよいのです。お値段は$200と、なかなかリーズナブル。ただ、米国SONYからの発表なので、まだ日本で売り出すわけではありません。日本でも発売されるとは思うのですが...。かなり惹かれる一品です。

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2007/07/17

生命の光 N.o657


世の中の荒波になんら影響を受ける事なく、約60年前より、媚びる事なくひたすら一本の芯を貫き発行し続ける真のフリー(自由)ペーパー“生命の光”第657号が出ておりました。またもや仕事に疲れ果てて、ひとりバス停で深夜バスを待っているときにみつけました...。
相変わらず絶好調に発刊されているようですね。
今号の表紙の写真は、ご覧のように見事な大波です。人生の荒波も、心がけいかんでは乗り越えられるという事でしょうか。いかようにも意味が取れる見事なまでに力強く意味深な写真です。今号は冒頭に“天よりの力に生きよ”のタイトルで、この冊子の創刊者である手島郁郎さんの講話が掲載されておりました。手島郁郎さんはすでに亡くなられているようですが、こうして毎号、彼のお話が掲載されていると、まるでまだ生きてらっしゃるようです。うーん、凄い。恐るべし最強のフリーペーパーです。0円。

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2007/07/16

HAL9000格納庫


その昔、僕が子供の頃、ウルトラセブンやサンダーバード等、かっこいいメカが活躍する番組の再放送を夢中になって見ていた影響か、“格納庫”という言葉を聞くと、今でもなんだかワクワクしてくるのです。
ウルトラホーク1号は、富士山の裾野にある双子山の内部にあるウルトラ警備隊基地の格納庫にあり、スクランブルが掛かると、双子山がスライドし、かっこいい英語のアナウンスが響き渡り、ワン・ツー! スリ・フォー!!...とあの軽快なBGMにのり発進します。同じくサンダーバード2号は、国際救助隊の秘密基地である島内にある格納庫から、パイロットであるスコット・トレイシーは、居間の壁の裏側へ消え、スルスルと滑り落ちてユニホームに自動で着替えて着席スタンバイし、椰子の木が倒れカタパルトまで誘導されると、大空へ向かってGo!...と発進するのです。
そう、まさしく格納庫とは、男のロマンなのです。
そんな我が家のHAL9000も、普段はパソコンデスクの下部にある格納庫で待機しています。ひとたびスクランブルが掛かると、目玉がパチリと開閉するやいなやキラリと光り、瞬く間にドヒュンと発進するのであります。普段は秘密基地である格納庫は見られないのであるが、待機しているHAL9000の貴重な写真を手に入れました。とくとご覧下さい。

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2007/07/15

ダカフェ日記


2006年度blog大賞になり、僕も普段よく見させて頂いているblog“ダカフェ日記”が本になりましたのでご紹介します。
何年前だかは忘れてしまったのですが、たまたま読んでいた雑誌に、このblogの著者である森氏のHomePageの作例が紹介されていたました。実際にそのサイトにいってみると、何やらインパクトあるblogがあり、その大胆な家族写真の使い方にびっくり。とくに奥さんの超ドアップ写真がインパクトありました。それ以来頻繁に見るようになりました。その頃はまだblogというものもよく理解していませんでしたが、このダカフェ日記だけは、blogという捉え方よりも、極めて個人度が高くシンプルなデザインのWEBサイト...という感じで見ておりました。まだこの頃は、海ちゃんが赤ちゃんだったですね。昔は奥様の写真がたくさんありましたが、この頃はすっかり海ちゃんと空ちゃんばかりです。
そしていつも、クスリと笑えるお子様たちと奥様の写真に驚かされ、何て事のない家族の出来事を、ただひたすらタンタンと書き続けているこのblog。本当に凄いと思います。このスタイルは現在までずっと貫かれてらっしゃる。
そんな今までのダカフェ日記から抜粋されたモノが、ハードカバーの素敵な本となりました。全く持って他人の家族など、普段はどうでもいいと思っている僕ですが、このご家族だけはなぜだか気になるのです。幸せとは、確かにこういうことかもしれません。羨ましい限りです。
ホーム社。2,310円。

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2007/07/14

HIGHWAY COMPANION


ここのところはずっと、先日ご紹介しましたトラベリング・ウィルベリーズばかり聴いておりました。そんなおり、そういえばトム・ぺティは昨年サードソロを出していたな...と思い出し、考えてみればジェフ・リンがプロデュースのところに名を連ねていたな...ともうひとつ思い出し、ジャケットのロケットのイラストに妙に惹かれていたのも思い出し、そうなると突如猛烈に聴きたくなり、タワレコへ行ってきました。今回は贅沢にも日本版CDを購入し、じっくりと聴いてみました。
もともとトム・ベティが米国人ということもあってか、トラベリング・ウィルベリーズが出た当初も、ロイ・オービソンには心をグサリとやられたものの、トムだけにはなぜかそんなに興味がわかず、ハートブレーカーズのアルバムを聴いてみたりなんかしましたが、あまり心に響かず今に至っておりました。あの独特の粘っこいトムの声が、昔はそんなに好きになれなかったのです。ですが、今回のウィルベリーズのDVDに収録されていたプロモビデオを見ていたら、この声が、なかなか味があって良いなぁと思うようになりました。
そして今回のサードソロ。大傑作です。久々に名作と呼ばれても良いアルバムにぶち当たった感じです。トムは人生で積み重ねてきたものを音に変え、紡ぎ出しているのでしょうか...。ジェフとトムとマイクのトライアングルが絶妙なバランスとなり、またも音楽の奇跡が巻き起こったようです。素晴らしい。聴き込むほどに味が出る、自信を持ってお勧めするアルバムです。

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2007/07/12

MEDIA STORAGE M80



キャノンから80GBのHDDフォトストレージ「MEDIA STORAGE(メディアストレージ) M80」が発表されましたのでご紹介。
仕事で撮影に行くと、デジカメになってから常につきまとう不安は、機械の不具合によるデータ消失です。こればかりは、常にバックアップをとっておかないと、消えるのは一瞬であり、悲惨な状況となります。プロのカメラマンさんからも恐ろしい実例を聞いているだけに、何とかせねばなりません。僕の場合は、自前のPowerbook12inを持って行って、撮影の合間にバックアップをとったりしていましたが、撮影によっては都合良くそんな時間はとれない場合がほとんどだし、いくらノートブックとはいえ、やはり荷物がかさばるので、この頃は持って行かなくなってしまいました。でも、いざという時はいつくるかわかりません。そこで便利なのが、このHDDフォトストレージです。もちろんこれだって機械ですので、100%安心とはいえないのですが、大きさといい、モニターもついていて凄く良さそうです。
キャノンの「MEDIA STORAGE M80」は、容量が80GBのHDD、3.7型液晶ディスプレイが付いております。見た目のデザインも、かっこいい。Photokina 2006で発表されていましたが、ようやく発売となるようです。操作性が、同社のEOSシリーズを踏襲しているので、キャノンユーザーは使いやすいでしょう。しかしひとつ残念な点は、RAWファイルを表示できるのは、EOSとPowerShotシリーズのみとか...。他社ユーザーは、RAWで撮影するときは、JPEGも記録しておかねばならないのでしょうか...。うーむ。
7月下旬発売予定。

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2007/07/09

dictionary 116


平間至氏のカバー写真が相変わらず目を引く、真の意味でフリーな冊子“dictionary”の116号が出ております。
今号から、20周年記念ということで「dictionary library OPEN! 20年を全部見る?」と題され、過去に紹介された人物のページを左に、現在の同じ人を右に配し、紹介しています。うーん、人に歴史有りです。過去のコメントと今のコメントを比べると、やはり微妙に時間の流れを感じさせ、それぞれの人生観みたいなものが醸し出され面白いです。
あと、いつもながらのディクショナリーのTシャツも特集されています。相変わらず、ビビットなフリーペーパーです。
今回の号は、ご紹介するのが遅くなったので、もう手に入れるのは難しいかもしれません...。0円。

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2007/07/07

薔薇とHAL9000


先日、うちの奥さんが気を利かして薔薇を一輪買ってきました。しかも黄色い薔薇であります。
薔薇というと、僕なんかはつい赤色を買ってしまうと思うのですが、黄色をチョイスするあたりはさすがです。早速、細長いガラスの花瓶に薔薇を生けて、テーブルの上に飾ってみました。最初は見向きもしなかったHAL9000ですが、床の上に置いてやると、スンスンと臭いを嗅ぎ出しました。フーム。なんだろうコレは...とジッと見ているので、すかさず1枚パチリ。フラッシュを使って撮ったら面白い写真になりました。薔薇とHAL9000の出来上がりです。猫にも花の美しさが分かるのでしょうか。美しいものにはとげがある。いや、ただの猫のおもちゃぐらいにしか思っていないでしょうか...。

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2007/07/05

NAOTO FUKASAWA


プロダクトデザイナーの深澤直人さん初作品集は、やっぱり海外の方が評価が高いからでしょうか、日本からではなく英国の出版社「PHAIDON社」から出ましたのでご紹介します。
深澤さん自身が監修を手がけ、グラフィックデザイナーの原研哉氏が装幀を担当している本書は、本文は読めずとも、充分に楽しめる本となっております。思えば、深沢氏が日本で注目されるきっかけとなった無印良品のCDプレイヤーでした。そこからの勢いが凄かったです。auの携帯電話「infobar」「neon」や家電雑貨ブランド「±0」などなど、最近では外国の家具メーカーからなど、引く手あまたです。彼が注目する、人の無意識の行動に目をつけた独自のデザインプロセスは、国境を越え、様々なところでしんみりと浸透しつつあるのでしょう。そんな「ふつう」を作り出す彼は、やっぱり凄いと思います。
本文が英語なので、やはり内容が読めないのは残念。日本語も併記してくれたら良かったのですが...。でもお勧めです。

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2007/07/03

日本特型潜水艦 伊-400



世界のタミヤだからといって、日本のアイテムもキット化するのを忘れてはいないようです。
1/350 艦船シリーズに、何とあの世界最大の潜水空母“伊-400型”の登場です。水中排水量6,560トンと、駆逐艦並の排水量。船体内部に、特殊攻撃機「晴嵐」を3機格納する事が出来、カタパルトから発進させ奇襲攻撃をかけるという目的で作られたそうです。「晴嵐」は、タミヤから1/48と1/72スケールで既にキット化されておりまして、あとは“伊-400型”がキット化されれば...という状況でした。
キットにはそんな「晴嵐」も同スケールでしっかり3機付属しているそうです。クレーンアームやアンテナ類、晴嵐のプロペラなどは、エッチングパーツで再現され、より一層リアルに再現。細かなディティールが随所にみられ、まさにタミヤ入魂のプラスティックモデルキットとなっています。うーん、これまたもう何も言う事がありません。さすがタミヤ。凄い。7月7日発売予定。5,040円。

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2007/07/02

晴れたらライカ、雨ならデジカメ


昨今のデジカメブームにより、誰もがより手軽に写真が撮れ、楽しめる時代がやって来ました。
ちょっと前までは、写真を撮るという事は、ある種の特殊技術のような扱いで、ファミリーでもやはりそれは父親が行う厳格なる役割だったように思えます。しかし今や、携帯電話にもカメラは付いていて、本当に手軽に写真を撮ることが日常化したように思えます。だがその実もういっぽうでは、様々な課題が持ち上がってきているのも事実なのです。
この本は、そんなフィルムカメラとデジタルカメラのメカニック的な話だけではなく、人々が、その使い方とカメラに対する認識が変化してしまった事を探り、語っている本なのです。思えば、著者・田中長徳氏の言う通り、確かにここ3年でカメラの周辺状況は激変しました。メーカーは、次々とフィルムカメラの生産をやめ、いくつかのメーカーはカメラ業界から撤退を余儀なくされました。僕も、仕事の上では、半分フィルム、半分デジカメでしたが、今や100%デジタルです。どちらか良いとかという事ではなく、どちらの長所、短所もふまえ、両立させたカメラの使い方をこの本では、提唱されております。
カメラに限らず、デジタル技術の浸透で、我々の生活も大きく変化しています。人の意識だけが、そのことについていくのにやっとという感じ...。この先、我々はどのような方向に向かうのか、世の中の混沌とした状況は、まだまだ続きます。少なくとも、カメラに関する古き良き時代は終わったようです。
岩波書店。1,700円。

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2007/07/01

フランス陸軍 UEトラクター



世界のタミヤから、またまた超ド渋なキットが発売です。
おなじみの1/35 ミニタリーミニチュアシリーズの第284弾“フランス陸軍 UEトラクター”の登場です。昨年の今頃、これまた渋いアイテム選択のキット化でフランス人のみならずヨーロッパ全土を驚かせた“フランス戦車 B1 bis”が発売されていました。やはりコレだけでは、情景作りには寂しいからか、トラクターをキット化するとはさすがタミヤです。
ご覧のように、戦車好きの心をグッとくすぐるユニークなデザイン。上面の鋳造製のドーム状ハッチが、そそられます。後部の荷台車もまた嬉しいところです。こういう部分をしっかり再現してくれるところが、感心させられます。もちろん木箱やドラムカン、大小の巻かれたシートなどアクセサリーも豊富にセットされています。いや凄い。組み立て用のピンセットも付属されてるそうで、もう何も言う事はありません。完璧です。6月30日発売。2,835円。

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